唐詩郎さんの「ギャル子 水着ver」を製作させていただきました。
全高は34cmに及び、スケール1/6のボリューム感を存分に有しております。
アニメでの一場面を切り取った設定のようで、基本線はその設定を忠実に再現しています。
シュシュや水着の配色に迷うことはありませんでしたが、
サンダルの配色が解らず、色々調べたところ、私服時にこの形のサンダルを履いている場面があったので
その設定色をそのままこのサンダルに施しました。
キットの状態にやや難が有り、随所でその修正や調整を要するものでした。
ブラ紐は付属のものを使用しました、設定色で水着を塗ることを想定していてか
ちゃんとスカイブルーだったので、塗装と違和感なくマッチしております。
アイスはソーダ味といったところでしょうか。
今回、目の塗装ではクリアーを被せておらず、マットで仕上げています。
こういったアニメを基とするキャラクターの場合では、瞳の特徴が際立った方がよい場合もあり、
ケースバイケースでその仕上げ方を選択しております。
ちなみに、睫に関しては描き込みではなく、植え込みにより立体表現しております。
髪の毛のパーツ、それぞれの合わせの調整はとても難しい作業となりました。
キットの状態があまりよくなかったのですが、どうにか肌のみ部分サフレスにて塗装しました。
「部分」というのは、埋め修正により表面に色の差が出た部分のみピンポイントで不透明サフェで覆い、
その他の部分に関してはプライマーのみを下地としてサフレスしているということです。
こういった肌の露出が多いキットでは、なるべくサフレスできるよう毎回努力をしています。
いちおう、水着のスカート部分は着脱できます。
水着は少しでも素材感が出ればと、下地にパールを敷いております。
ムチムチでありながらも、綺麗な身体のラインを造形される唐詩郎さんのセンスが光る作品です。
多くの方のオークションへのご参加、有難うございました。